富山マリエ店の壁画制作しましたー

更新日:2023年1月2日

明けましておめでとうございます

2023年元旦

2022年12月富山駅前にある富山マリエ店の1階飲食店がリニューアルされました。その壁画を描きました。12月5日からマリエに通い描きに描きまくり、2週間14日間の工程で横約10mと横8mの2面をライブ感満載で時間内に一生懸命描きましたねー。

一面は市電側入口から入ると見えます。立山曼荼羅を土台に鳥獣戯画風に描きました。富山に生息してる動物をたくさん入れて、チンドンマンや富山駅前周辺を面白おかしく描きましたー。

楽しく愉快でそして切なく寂しくもあり優しい、いろんなお客さんにも寄り添えるように、飲食店舗さんにもあまり邪魔にならぬよう、マリエさんにも溶け込むように願いをこめながら描きましたー。

下書きは机の上で1/20で描いていて、何度か修正、チェックをいただき、描くキャラクターもてんこ盛りになり、その下書きを元に、壁に50センチ間隔のグリットを入れ鉛筆でスケッチします。が、机上で描いてるのとわけが違い、やはりデカくてデカくで描いても終わらなく、想像してたよりも描く量も多いし画面も広〜い。いやはや、大変でしたー。大きく描いてるつもりでも離れると小さく、やばっー、遠くから見るとなに?うさぎ?何?分からん、って感じ、描き初めは塗装を塗って消したりして、ひとりブツブツ言いながら描いてましたー。

ということで、この面は約1週間かけて描きましたー。全体を眺めながら太くしたり、塗りつぶしたり、黒白の分量に配慮しながら、、人に見てもらったり、なんとかインパクトのあるものに?なったかなー。

 

もう一面は駅側からの入口近く、スタバから入ると、クラフトビール屋さんの前の壁。横8m近くの壁です

最後の晩餐をポップに、というお題をいただき、こちらはカラーで、ということでした。先のデカイ壁面を描いた後にこちらに移って描きます。最後の晩餐は本物でもあるように透視図の構図です。下書きでこちらも描いてはいたんですが、壁にこの下書きをスケッチするので、知り合いに来てもらい、メジャーを持ってもらい、焦点を決め、あっち持ってこっち持ってとサイズを測りましたー。

最後の晩餐風はいろんな有名人が食卓を囲んでいます。富山のご馳走たべていかれー!昔の人も外国人もいろんな著名人13人です。鱒寿司、鰤の舟盛り、お刺身、カニ、鍋をつついたり、ブラックラーメン食べてたり、まー、いろいろです。お酒も嗜み、酔っ払ってますねー。何話してるのかな?美味しいもののしりとりですねー、ん、ばかり言ってるー。美味しい土壌のはなしとかー、水の話とかー、楽しいですねー。私もご一緒したいわ。

壁面の黒は極太マジックで描いてます。極太ですから持ってるだけで指に豆ができそうでしたー。本当に描くのは怖く、最初は恐る恐る描いていたので、やはり離れてみるとパンチがなく、悩みましたが、時間も迫ってきてますので、最後はえいやっ!ってかんじですー。マジ、時間が迫って引き渡し日が迫り、最終日は極寒の中遅くまで描きましたー。

わたしにもエネルギーあるんだなー、と思いましたー

マリエがリニューアルオープンして数日経った30日にドキドキしながら見に行きましたー。

年末もあり、店内はお客様でいっぱい。家族が畳の間でくつろいでたり、子供連れなんて良さそう。やはりお客様が主人公。声や笑い声が聞こえるっていいですね。生きてるって感じー

2022年後半は仕事が山積みになり、途中どこから手をつければいいのか分からなくなるくらい、周りにも協力してもらい、他の仕事の方々にも了承していただいたり、この仕事の途中も別の仕事を描くというハードで、家事も待ったなし、明日の準備もてんやわんやでしたが、終わってみると案外、どこも痛くもなく、少しのノイローゼにかかったくらいー。恐ろしい夢を数日見たくらい。元気でしたー。

経験してみると、感謝しかないですねー。ブツブツ言うわたしですが、今後もよろしくお願いいたします🤲